こうろぐ

旅と本と、ときどき料理。

忘年会は必要なのか?

f:id:kirin910kun:20181223234233j:plain

ふと思ったことはないだろうか?

忘年会は必要なのかと。

 忘年会シーズンの12月。

人はこぞって忘年会を開催しようとする。

同級生や会社の同僚、上司などと共に。

ときには、しばらく連絡していなかった人と再会することで喜びが生まれることもある。

反対に、付き合いでの飲み会で内心乗り気でない忘年会もあるだろう。

今回は、なぜ人は忘年会をするのかについて考えてみたい。

そもそも忘年会とは

そもそも忘年会とは、1年のつらい出来事や苦い思い出を忘れる場として、もしくはつらいことを忘れて心を入れ替える場所として捉えられている。

しかし、実際にはいつも通り人が集まって飲み会をするだけのこともある。

忘年会の起源

忘年会の起源は、遡ること鎌倉時代。

貴族などの上流階級の人々が、一晩中和歌を詠んだと言われる「年忘れ」という行事が起源だと言われている。

現在の飲み会とは対照的に、静かで厳かな雰囲気で行われたようだ。

 

そして、現在の忘年会スタイルにぐっと近づいたのが江戸時代。

庶民の間で、1年の苦労を忘れるために酒を飲み交わす習慣が生まれた。

それから、明治時代の文明開化の流れと共に、忘年会が当たり前の行事として定着していったそうだ。

 

そのため、忘年会は日本独自の文化なのだ。

海外の人には、忘年会を見てびっくりするそうだ。

f:id:kirin910kun:20181223235157j:plain


忘年会は意義があるのか

さて、本題に入る。

忘年会は、果たしてやる意義があるのか?

忘年会のコスト

なにせ、お金と時間を要するのが忘年会だ。

1回あたり約2時間〜3時間で約3000円〜5000円かかる。

2次会ともなれば、さらにコストがかかる。

所属コミュニティを約3つだと考え、忘年会に3回参加とすると、

すぐに1万円は超えるだろう。

恋人や友人へのクリスマスプレゼントでお財布が寂しい12月には、大きい金額かもしれない。

f:id:kirin910kun:20170820184812j:plain

精神的、肉体的コストも忘れてはいけない。

仲の良い友人との集まりであれば気を遣うこともなく、楽しく盛り上がる場となるだろう。

しかし、気を遣う相手であったり、会社上司や接待であれば精神的コストは大きい。

飲み会続きとなれば、肝臓への刺激や中肉増加にも影響する。

最近では、仕事以外で気を遣いたくないというがために、忘年会に行きたくないという若者も増えている。

忘年会のメリット

先ほども述べたように、忘年会を機に、連絡していなかった友人との再会や友人と親睦を深めることができる。

会社での忘年会でもメリットは存在する。

普段聴けない上司の話、仕事中には見せない上司の性格を垣間見ることができる。

普段は寡黙で感情が分からない人も、お酒が入れば顔も口元も緩くなることが多い。

それがきっかけで、上司との関係が良くなり、仕事がより円滑に進んだり、その上司と共に仕事をするのが楽しいと感じられるようになれば、忘年会のコストなど安い話である。

Show roomの前田社長も著書『人生の勝算』で述べていた。 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

最初は、お酒で騒いで仲良くなるなんてかっこ悪いと思っていたが、仕事にはルールがあることを知り、そこからは仕事外での時間も大切にし、時には裸になってカラオケを歌うこともやったと言う。

前田社長のように、裸にまでなる必要はないが、会社の内の1人としてではなく、1人の人間としてどういう人間なのか認識してもらうことで、人間関係やコミュニケーションは向上するのではないかと思う。

それでも行きたくない人は

それでも、忘年会に行きたくない人はいるだろう。

原因がコストであれば、場所を居酒屋から家やレンタルスペースを借りて行うことや、アルコールなしで開催することでコストはある程度抑えられるだろう。

 

原因が会社関係の人に、仕事時間以外で気を遣いたくないということであれば、選択肢は2つだ。

1つは、忘年会も仕事だと割り切ることだ。

忘年会には隠れたメリットが多い。

仕事がスムーズに進む可能性が秘めている。

これも自分のためだ割り切り、忘年会に望むのだ。

2つ目は、丁寧に断る技を身につけることだ。

 「朝活で次の日の朝が早い。」

「身体を鍛えるためにアルコールを控えている。」

「彼女がご飯を作って家で待っている。」

「大切な用事が入っている。」

なんでもあるだろう。

f:id:kirin910kun:20181223234802j:plain

1度断ると、その後の飲み会も誘われる頻度が減るので、飲み会が苦手な人はまずは丁寧に断ることを覚えよう。

ただし、断り方次第では相手に不快な思いをさせてしまうので、注意して丁寧に断ろう。

分かりやすい嘘は嫌がられる可能性があるので、正直に断れない人は、事実を先に作って断るのが賢いやり方かもしれない。

 

最後に

僕自身も、なぜ忘年会をする必要があるのかずっと疑問に思っていた。

行きたくない飲み会には無理して行く必要はないと思し、きっぱり断ることも大切だと思う。

ただ、前田社長の考えを読んでから、人との付き合いも考えるようになった。

そこから、飲み会も少しずつ楽しめるようになった。

大切なのは、考え方や目的だと思う。

自分に必要と思えば行けばいいし、必要なければ行かなければいい。

それが、忘年会だ。